劇場で観た映画の覚え書き


by am-bivalence
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screen24 東京タワー オカンとボクと、時々、オトン

 なぜか観た誰もが過去を振り返ってしまう、肉親との愛情物語  公式サイト

 東京タワー、長いこと行ってないなあ。
東京タワーって都心にある割にはアクセス悪いんですよね。
最後に行ったのは十年以上前だったと思います。
 子供の頃、家族で行った時は、階段を使って展望台に登るコースがありました。
鉄骨の間から下がのぞき見えるようで、怖くて行けませんでした。
大人になってから東京タワーへ行ったとき、挑戦しようと思ったのですが、
もう閉鎖されていて、一般は入れないようでした。

  「スタンド・バイ・ミー」や「三丁目の夕日」を観て 子供の頃を思い出すように、
この映画を観ると、誰もが我が身を振り返ってしまうようです。
私も、子供の頃のことや、親のことを思い出し、
親孝行どころか親不孝していることを考えて、ちょっと複雑な想いでした。

 私はまだ原作を読んでいないのですが、
松尾スズキの脚本は飄々としていて、笑いや涙も力が抜けた、自然体です。
だから、号泣させてくれるというわけでもありません。

 オカンもボクも、お金には苦労していたはずですが、
そういったことはさらりと流しています。
 オカンとオトンの関係は微妙で、
別居しているのですから、愛憎あっていいはずなのに、
そこには触れず、愛情のみに焦点をあてています。
 そんな、いい思い出だけ残った昔の記憶のような映画だから、
純粋に、肉親の無償の愛情、無条件の信頼を
思い起こさせてくれるのではないでしょうか。

 オカンの抗癌剤治療は痛ましく、
親にあんな思いをさせたくなかったという苦しみが胸を打ちます。

オカン役の親子共演も話題ですが、二人を比較するのは酷でしょう。
樹木希林の存在感は別格です。
                   (☆☆)
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by am-bivalence | 2007-04-21 10:31 | 人間ドラマ | Comments(0)