劇場で観た映画の覚え書き


by am-bivalence
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screen73,74 スピードレーサー/ミラクル7号

 観ておきながら感想を上げていなかったものを、
少しでも簡単に書いておこうと思います。

screen73 スピードレーサー  公式サイト

 言わずと知れた初期タツノコ・アニメの名作「マッハGoGoGo」のハリウッド実写化。
(「スピードレーサー」は「マッハGoGoGo」のアメリカ放映時タイトル)
 ウォシャウスキー兄弟は、今観るとかなり無理のある
「スピードレーサー」のカー・レースの世界観を
(なにせ、「マッハGoGoGo」の製作スタッフは誰も車の免許を持っていなかったらしい)
近未来という設定にして、ずいぶん忠実に再現しています。
キャストも主役以外はオリジナルのキャラクターによく似せています。(特にお父さん!)
 ただ、色彩が見ていると目がチカチカするぐらい、ケバイ。
これはアメコミ調というより、テレビゲーム調でしょうか。
CGフル活用のレースシーンなどは、まさにテレビゲーム画面といった雰囲気。

 映画前半で、主人公が信じていたレース界が、
全く違った面を持った裏があることが明らかになるのですが、
このあたり、「マトリックス」の世界観を連想させて、
ウォシャウスキー兄弟らしいアレンジ、と言えるかもしれません。
そして個人の意思がそんな世界を変えていくという点も。

 それにしてもマッハ号のデザインは今見ても古さを感じさず、カッコイイ!
レーシングカーが最も美しかった60年代に作られただけあります。
 エンドタイトルに日本語のオリジナル主題歌が流れるのも、
オールドファンには感涙物でした。
                        (☆☆)


screen74 ミラクル7号  公式サイト

 「カンフーハッスル」の単純明快な勧善懲悪、マンガそのものの映像表現、
良い意味で予想を裏切る大ボラ吹きなストーリー展開で、
すっかりチャウ・シンチー監督が好きになり、観に行った映画です。

 ただ、チャウ・シンチーの「少林サッカー」「カンフーハッスル」とは毛色が異なり、
「ミラクル7号」はカンフーを見せるわけではありません。
「ドラえもん」や「オバQ」のように、主人公と同じ小学生位の世代に向けて作った映画です。
小学生が喜びそうな、うんちネタのギャグがある点などもそのためでしょう。

 しかし「ビンボーでも実直に生きれば尊敬される」と直球に言い切ってしまうなんて、
今時、チャウ・シンチーでなければ表現できません(笑)。
 単純明快なストーリーで、途中で展開が見えてしまいますが、
クライマックスはほろりとさせられて、意外?と感動させてくれます。
子供と安心して観にいけるという意味では、
ジブリアニメと並んで貴重な存在ではないでしょうか。
                        (☆☆)
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by am-bivalence | 2008-07-20 00:19 | ファンタジー | Comments(0)