劇場で観た映画の覚え書き


by am-bivalence
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screen77 崖の上のポニョ

アニメーター宮崎駿のこだわりが伝わる力作  公式サイト

 以前一度だけ三鷹の森ジブリ美術館に行ったことがあるんですが、
ここではジブリ・オリジナルの短編アニメを1回観せてくれます。
その時観たのが 中村季枝子「いやいやえん」を原作にした「くじらとり」。
 保育園児達が遊具の積み木で海に出て、鯨を捕るという
ごっこ遊びの空想をアニメにしているんですが、
これがほのぼのしていて、面白かったんです。
 ここのオリジナル・アニメは定期的に入れ替えしていて、他にもあるので、
ジブリ美術館に行けない人のためにも、まとめてDVDにして欲しいなあ、
と思うのですが。。。
おとなの事情で、しないだろうなあ。
 この「くじらとり」のエンドタイトルでは、スタッフ名をあいうえお順で並べています。
「崖の上のポニョ」のエンドタイトルでも全く同じスタイルを取っているのを観た時、
ははぁ、と納得しました。
 宮崎監督は、あの短編のような映画を劇場でやりたかったんだなと。

 「崖の上のポニョ」、某口コミサイトでは評判悪いですが、
私はこういうアニメ、「あり」だと思います。
アニメはもともと子供が観るものですよ。
いいおとなが、子供向けのアニメを観て文句を言っちゃいけません。
 そりゃあ、
よくわからないご都合主義的にも見えるハッピーエンドだとか、
前半の嵐の場面のアップテンポに比べ、
後半は水に沈んだ街の場面が静かすぎて退屈だとか、
自然描写を大切にしているのに、
海水魚をいきなり真水に入れるとは何事だとか、
(海水は塩水であると言う感覚が、全体に欠如しているんですよねえ。。。)
半魚人のポニョがかわいくないとか、
いろいろ欠点は挙げられますよ。
 でもアニメーションはいい仕事してるじゃあないですか。

 モブシーンが得意という宮崎監督、
わんさと出てくるクラゲや魚の大群、ポニョの妹達、
よく動いてるじゃないですか。
古典的なメタモルフォーゼもアニメーションらしくて、かえって新鮮です。
ポニョが波の上を疾走するシーンは圧巻で、観ていて思わず、
「名場面だ。。。」とつぶやいてしまいました。

 今の時代に子供に安心して見せられる映画がどれ位あるでしょう。
宮崎アニメをこれまでのジブリブランドとして見ていた人には
違和感を覚えるかもしれませんが、これぞアニメーション。
絵本のようなこの映画を商業ベースで成功させたのは並大抵ではないと思うのです。
                                   (☆☆☆)
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Commented by mellowww at 2008-12-23 23:07
ポニョの感想を待っていました。
amさんがどう思われているのか気になってましたよ。

わたしは、ジブリシリーズの中ではかなりダイスキな作品です。
まっさらな気持ちで素直に観れるというか、
人のココロとか絵とか、勢いとか、
本当に素直にいろいろ感じました。

「なんで?」と思ったら、この映画はおもしろくなくなるって、
わたしは感じていました。

きっとだんなといっしょに観に行ってたら、
「なんで、あそこでポニョはああなったん?おかしいやん」とか、
絶対言いますから、一人で観に行きましたし(笑)

大人でも子供の気持ちで感じることが出来る映画って、
本当にステキだと思います。
ウラとか考えず、気持ちよく過ぎた時間でした(^▽^)
Commented by am-bivalence at 2008-12-24 00:15
mellowwwさん、ポニョかなり気に入っているようですね。
口コミサイトでどなたか”考えるな、感じろ”って、ブルース・リーのようなこと書いてましたけど、本当その通り。
 好きなものを素直にスキと言うとか、
絵が動くことを単純に楽しむとか、
そんな映画だと思いました。
by am-bivalence | 2008-12-06 00:24 | アニメ | Comments(2)