劇場で観た映画の覚え書き


by am-bivalence
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screen99 K-20 怪人二十面相・伝

 可もなく不可もなく、家族で楽しめる娯楽活劇  公式サイト

 怪人二十面相、名探偵明智小五郎、小林少年に少年探偵団。。。懐かしいですね~。
私が小学校の頃はみんな一度は江戸川乱歩のジュブナイル小説を読んでいて、
これから推理小説ファンになった人も多いはずです。
 映画の予告編を観た時は、乱歩の原作を元にしているのかと思ったら、
北村想の原作があったんですね。私は読んでないですけど。
 北村想の原作を読んでいなくてもオリジナルの読者なら、
遠藤平吉という主人公らしからぬダサい名前を聞いて、
彼がどういう運命を辿るのか、想像がつくというものです。

 映画は北村想の原作を更にアレンジして架空の日本にしてあるそうです。
日本を極端な格差社会にしたのは、昨今の世相を反映しているというより、
社会が乱れていることで、本来悪である盗賊=二十面相に正当性を持たせる
という意味が大きいように見えます。
世相批判にしては、スラムやストリート・チルドレンの描き方がおざなりで、
リアリティがないんです。
 良い子のみなさん、本当は泥棒は犯罪ですからね。

 この映画は観ているといろいろな映画のシーンから、
イイトコ取りしてアレンジしたようなカットが多いのに気付きます。
冒頭、工業地帯を手前にオートジャイロが飛ぶ帝都の俯瞰は「ブレードランナー」。
クライマックスのワイヤーを駆使したアクションシーンは「スパイダーマン」。
途中、「ブルース・ブラザース」かと思うシーンもありますが、
一番多く連想したのは「ルパン三世 カリオストロの城」。
監督・脚本の佐藤嗣麻子氏は宮崎アニメのファンなのか、
「未来少年コナン」を思わせるようなシーンもあります。
そういえばヒロイン羽柴葉子も宮崎駿好みのキャラクターのような。。。
全体にキャラクターの描き方が漫画チックで、分かりやすい作りです。
 まあ、お正月に家族で楽しむにはちょうどいい映画ではないでしょうか。
                          (☆☆)
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Commented by mellowww at 2008-12-23 23:02
つ、ついに・・・screen100まであとひとつ。。。
Commented by am-bivalence at 2008-12-23 23:57
へへへ、実は100本目、今日観にいってたんですよ。
この映画を100回目に持ってきたくて、年末に向けごちゃごちゃやってました(笑)。
 できるだけ早くアップしたいと思ってます。
by am-bivalence | 2008-12-22 23:46 | アクション | Comments(2)