劇場で観た映画の覚え書き


by am-bivalence
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カテゴリ:ハートウォーミング( 4 )

screen95 かもめ食堂

 ギスギスした心をほぐして、ほんのり幸せにしてくれる映画  公式サイト

 以前DVDを観てintermisson5で紹介したんですが、
近所のシネコンでアンコール上映していたのを幸い(しかも500円!)、
大スクリーンで観てきました。

 たまに、2度観ると、最初に観た印象と違ってしまう映画があるんですが、
この映画の印象は2度目でも以前書いた通り。
見直しても、その良さは変わることがありませんでした。
ストーリーが分かっているぶん、安心してゆったりと観ていられました。
最初から最後まで、ずっと微笑みながら観られる映画はなかなか無いです。

料理も相変わらずおいしそう。
あ、この雰囲気は「超熟」のCMでもおなじみになりました。

 今回再見して、もたいまさこさんが映画の雰囲気作りに
かなり貢献していることに気付きました。
見た目は普通のおばさんなのに、どことなくエキセントリック。
ゆっくり丁寧だけど、明瞭な台詞。
この映画の、のほほんとしたカラーに良く合っています。

 でも マサコさんが空港失くしてしまった荷物って、
何の象徴なんですかね。
 重要なものがあったんでしょうと聞かれても、
重要だったのかどうか、思い出せない。
最後に失くしたトランクが出てきて、開けてみると、
中にあったのは、いっぱいの森で採ったキノコ!
 どういう意味?
       (☆☆☆☆)
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by am-bivalence | 2008-12-03 21:26 | ハートウォーミング | Comments(0)
 昭和のイコンを総動員、幸せな絆で魅せる佳作 公式サイト

 私はいつもipod nanoを持ち歩いているんですが、
それは音楽を聴くというより、ほとんどポッドキャスト番組を聴くためになっています。
映画関連で愛聴している番組が、「シネマpepole」「ZIP-FM PREMIRE SEAT」
「ZIP-FM PREMIRE SEAT」では邦画を紹介すると、
必ず関係者のインタビューがあります。
中でも一番印象に残っているのが、第5回での「ALWAYS 三丁目の夕日」
小雪さんのインタビューでした。

 彼女は「ALWAYS 三丁目の夕日」について、
 「見えるものより、見えないものの方が価値がある」
と語っています。
 この言葉こそ「ALWAYS 三丁目の夕日」の世界観をよく表していると思います。
小雪さん演じるヒロミが、かざした左手を見つめて微笑むシーンは
胸に響きました。(映画を観た人なら解るでしょう。)

 「ALWAYS 続・三丁目の夕日」は、まるで最初から前後編として
企画されていたかのような、前作との違和感が全くないストーリー展開です。
後から作られた続編とは思えない出来には、感心させられました。

 ローラー付洗濯機、銭湯の後のビン牛乳、特急こだま、各種看板等々、
あらゆる昭和のアイテムを過剰なまでに出して、時代を表現していく演出は、
前作以上に凝っています。
色彩まで、コダクロームのような昔の映画の色調を再現しているのも前作同様です。

 様々な人情話が交錯していく中で、
今回の物語の軸は、茶川、ヒロミ、淳之介の三人の生活の行方と、
鈴木家に預けられた裕福な環境で育った娘の美加の変化です。
 茶川、ヒロミ、淳之介の関係、鈴木家と美加の関係で共通しているのは
いずれも血縁関係が無い(あるいは薄い)のに、強い家族的絆を作っていくことです。
 そういえば、夕日町の住人は人間関係が濃く、
郵便配達人とも顔見知りだったりして、会うときちんと挨拶します。
 そんな"絆"は、お金では得られないもの、お金でも得られないもので、
今の我々が懐かしく思い、密かに憧れ、求めている
「見えなくても価値があるもの」なんでしょう。
                   (☆☆☆)
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by am-bivalence | 2007-11-10 17:30 | ハートウォーミング | Comments(4)

screen38 めがね

 "たそがれる"という、モダンな湯治  公式サイト

 「かもめ食堂」の荻上直子監督、またやってくれました。
この映画、言ってみれば現代風"湯治"です。
舞台の南の島は湯治場なんです。
観光地はありません。
おすすめ観光スポットは?と聞くと、きょとんとされます。
ここは"たそがれる"という湯治療養に専念できるところなんです。

 この映画に出てくる人物はマリン・パレスの人達以外、
誰も働いていません。
高校教師だというハルナは、一度も授業している姿を見せません。
宿の主人ユージは、訪れる人のために食事を作っていますが、
これは労働というより、もてなすための趣味のようなものです。
お客が起きたから布団を干す、といった光景はありません。
この誰も働いていない、生活感の無さ。
 いいんです、浮世を忘れる湯治なんですから。

 感動的なドラマどころか、前作「かもめ食堂」以上に、
ストーリーらしいストーリーもありません。
 いいんです、保養地にワクワクドキドキ感といった、
ドラマチックなものは要らないんです。
安心できる居場所があればいいんです。

 長回しと引きの画面で生まれる時間と空間の余白が、
なぜか心地良くさせてくれます。
この間と微妙な会話が、どのカットでもクスッと笑ってしまう(ワハハではない)
独特な空気を作ります。
 BGMがほとんどないのも、この映画の特徴です。
これも感情を大きく波立たせずに、リラックスするための湯治だからなんです。

 豪華ではありませんが、丁寧に作られた美味しい食事、
これも療養には欠かせない要素でしょう。

 人の死とはとか、旅は必ず終わりがあるとか、
シリアスな話題が出ても、すんなりと受け入れられてしまう、
そんな心境になったら、静養もそろそろ終わりです。

年に一度そこに集って、ただたそがれる療養。
街の喧騒を忘れ、眉間に寄ったしわを伸ばす、休息時間が欲しい人はぜひ。

 でも何で「めがね」なんだろう。。。
                      (☆☆☆)
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by am-bivalence | 2007-09-29 21:01 | ハートウォーミング | Comments(2)
 去年、気になりながら観逃してしまった一本、
「かもめ食堂」を借りてみました。

 「かもめ食堂」、ひとりの日本人女性が、
なぜかフィンランドで かもめ食堂という日本食キッチンを始めます。
お客の入らない食堂に、少しずつ人が集まり始め。。。映画はゆっくり進みます。


 この作品、感動のドラマがあるわけではありません。

ただただ、美しい色彩の映像と、おおらかな会話で時間が過ぎていきます。

衣装も落ち着いた色彩ながら、おしゃれです。

セリフもどことなく品を感じさせます。

小林聡美が上品に見えてしまいます。

やわらかな光で満ちた店内、

清潔な厨房で作られる料理もちょっとおいしそう。


小難しいことは考えず、ほんのりと幸せな気持ちにさせてくれる。。。


環境音楽みたいな映画。。。なんか。。。癒される。。。


DVD買おうかな。。。


 スナフキンとミーが異父兄妹だったって、本当?
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by am-bivalence | 2007-03-29 21:41 | ハートウォーミング | Comments(4)