劇場で観た映画の覚え書き


by am-bivalence
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

<   2008年 01月 ( 2 )   > この月の画像一覧

screen52 アース

地球にまだこんな雄大な野生があることに感嘆 公式サイト

 まずなにより、この映画で一番驚かされたことは、
これまでマイナーだった生物ドキュメンタリーが、
全国一斉公開されてヒットしていることです。
 封切週の3連休に観ようとしたのですが、
レイトショーでも空席わずかだったので、諦めました。
封切った週の興行成績第1位もビックリです。
 日本人はいつからこんなに動物好きになったんでしょう?

 映像は美しいです。
自然が相手の撮影ですから、
時間が掛かった、根気のいる撮影だったんでしょう。
渡り鳥や、カリブー、ヌーなどの大群が動く様子や、
滝の上を飛ぶ空撮は目を見張ります。
パンしていく間に開花する吉野の桜、紅葉していく山々は、
てっきりCGかと思っていたら、
モーションコントロールカメラを使った定点撮影による
実写をオーバーラップさせたものだそうです。

 でもこれ、「アース(地球)」じゃなくて「ライフ(生物)」じゃない?
と思うのは私だけでしょうか。
 地理学的、地質学的な映像、解説が
もうちょっとあるのかと思っていたのですが。
自然学的解説なら、NHKで放映されているドキュメンタリー番組の方が
充実しているように思います。
(映画中、象の群れが目指す湿地帯を造るオカバンゴ川は、
海に流れ込まずに砂漠に消える内陸河川であることを
NHKの番組で知りました。)
 この映画で使われている撮影技術も、NHKとBBCの共同制作
「プラネットアース」で使われたものが多いらしいです。

 それでも大スクリーンで観るザトウクジラなどは
これが実物大に近いと思うと、迫力があります。
 痩せ細った体で荒野を歩き続ける象達には、
生きていくことの大変さと、
懸命に生きようとする健気さを感じさせられました。
                        (☆☆)
[PR]
by am-bivalence | 2008-01-27 00:41 | ドキュメンタリー | Comments(4)
 観光もできる宝探しRPG  公式サイト

 以前アメリカに住んだことのある知人の話によれば、
アメリカ合州国は建国してまだ歴史が浅いので、
アメリカ人は長い歴史を持つヨーロッパや日本に羨望があるそうです。
アメリカは歴史が浅いがゆえに、
ほとんどの史実がはっきり記録として残っていて、
アメリカ人は、そんな自分達の歴史を大切にするのだそうです。
何かと言えば歴史的建造物や史跡として保存したり、
記念碑や記念館を造りたがるらしいです。アメリカ人は。
 真偽はとにかく、「ナショナル・トレジャー」を観て、
アメリカ人のそんな歴史に対するこだわりを思い出しました。

 前作「ナショナル・トレジャー」は、宝探しにアメリカ独立宣言書が絡み、
アメリカ建国にまつわる名所旧跡を巡ったりして、観光もさせてくれました。
今作では、リンカーン暗殺が事件の発端になるものの、
リンカーンは全く関係なく、暗殺者の背後にいた組織の隠し財産を探す事になります。
今回もラシュモア山のような、いかにもアメリカといった名所のみならず、
パリやバッキンガム宮殿といったアメリカ以外の観光名所にも
連れて行ってくれます。

 映画の中心は宝探しの謎解きで、
謎を解くと次の謎が現れ、それを追っていくとまた次の謎が与えられ。。。
と、次から次へ課題をクリアーしていくRPGのように
興味を次から次に繋いでいくストーリー運びはうまいです。
 ただ、謎解き中はそれなりに面白く、楽しませてくれるんですが、
観終わった後についこんな疑問が出てきてしまいます。
 。。。何でこんな回りくどい隠し方をするんだ?
 まあ、それは探偵小説で、"何で密室の必要があるんだ?"と疑問を持つようなもの。
考えてはいけないのでしょう。

 それにしてもブラッカイマーは、毎回風呂敷を広げるのはうまいのですが、
広げ過ぎるきらいがあるようです。
 今回ベンたちを追う敵役ウィルキンソンなどは、
よその国であれだけ無茶なカーチェイスをやるので、
凄い組織がバックにあって、何か大きな目的があるのかと思っていたら、
彼の真の目的が最後に解ると、唖然となってしまいました。

 ともあれ、お正月に家族で楽しく映画を観るにはいいんじゃないでしょうか。
                                      (☆☆)
[PR]
by am-bivalence | 2008-01-10 21:55 | アクション | Comments(7)