劇場で観た映画の覚え書き


by am-bivalence
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 クラーク・ケントはいい人だ 公式サイト

 2006年の「スーパーマン リターンズ」は無かったことにして、
クリストファー・ノーランのプロデュースにより再リブートしました、新シリーズ。
 
 ノーランが制作するだけあって、今度のスーパーマンは悩みながら行動するのが
特徴。
自身のアイデンティティーを求めてクラーク・ケントが世界を放浪するところは
「バットマン ビギンズ」のブルース・ウェインと重なります。
 彼の悩みは自分が何のために何処から来たのか、
自分の超能力を活かし人々を救うため、能力を公表すべきか、ということ。
クラーク・ケントは育ての親から超能力のために人から恐れられ迫害を受けないよう、力を隠す事を教えられてきたからです。
 でもここがどうも私には引っ掛かります。力を公にするかどうか以前に、
人間は救うだけの価値があるのか、クラークは疑問に思わないのでしょうか。

 彼は子供時代にその特殊能力が元でいじめられています。
人間の厭な面も見せられてきたわけで、私なら人のために働くべきか悩む前に、
人間が守るに値する存在なのか悩んでしまう気がします。
 ましてや神憑り的能力であれば、宮崎駿監督が言うように「人間を罰したい」という衝動にも駆られてしまうんではないでしょうか。
 しかしクラークの思考にはそんな発想が全くありません。
彼にとって人間を守るのは自明であって、人間の存在そのものに全く疑問を持たないのです。
 人に対する絶対的信頼、クラーク・ケントっていい人だなぁ。
そういう健全な人格だからこそ、正義のヒーローたり得るんでしょう。
                            ☆☆☆
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by am-bivalence | 2013-10-20 22:22 | アクション | Comments(0)