劇場で観た映画の覚え書き


by am-bivalence
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 三谷監督、最高傑作?  公式サイト

 コメディ映画を劇場で観るのは楽しいです。
どっと笑いが起こる雰囲気は、
野球を観に行ってヒットが出た時に湧き上がる歓声に似ていて、
みんなで楽しんでいる一体感を味わえます。

 三谷幸喜脚本のコメディは嫌いじゃないです。
監督作品の「ラヂオの時間」、「みんなの家」、「有頂天ホテル」
みんな観てますし(主にTVですが)、脚本の「笑いの大学」も、観に行きました。
シュチュエーション・コメディにこだわった脚本は、日本では稀有の存在です。
 でも、この「ザ・マジックアワー」を最高傑作と宣伝しちゃっていいんですかねえ。
あまり大見得切って失望させると、次回作で困ると思うんですけど。。。
 まあ、コメディですから。しゃれで受け流しておきましょう。

 ラジオドラマ、建築、ホテルとそれぞれの裏側を題材にしてきた三谷監督。
今回は映画なんですが、映画制作の裏側というより、
監督の好きな洋画のオマージュを作ってしまった感じです。
舞台の雰囲気は60~70年代の洋画そのもの、
「お熱いのがお好き」の名セリフがさりげなく言われたりします。
前作「有頂天ホテル」のキャラが出てくるのもご愛嬌。
出演者が豪華なのも特筆です。
 でも、ギャングのボスから逃れるためなら、映画撮影なんて大嘘つくより、
夜逃げしたほうがずっと簡単なような気がしますが。。。
映画撮影と偽ることを映画一本のストーリーとして引っ張るのは、
ちょっと苦しかったんじゃないでしょうか。
いつ嘘がばれるか、のハラハラ感より、
これだけ怪しげなのに、なんでこいつら気が付かないんだ、
のイライラ感の方がつのってしまうのです。
 まあ、コメディですから。。細かいツッコミは野暮でしょう。

 三谷監督得意のコメディは、さすが、相変わらず手馴れたものです。
冒頭で情事を弁明させられるシーンや、
ボスの前で偽デラ富樫がすごむシーンは笑わせてくれました。
 でも、最後まで観ると、前作よりちょっと笑いが少ないような。。。
やっぱり、イライラ感が笑いを邪魔しているような気がします。
最後の大仕掛けを使ったオチも、あまり意外性がなくて冴えません。
 まあ、コメディですから。。。って、そこはまずいでしょう。
                            (☆☆)
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by am-bivalence | 2008-06-14 01:01 | コメディ | Comments(2)