劇場で観た映画の覚え書き


by am-bivalence
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screen52 アース

地球にまだこんな雄大な野生があることに感嘆 公式サイト

 まずなにより、この映画で一番驚かされたことは、
これまでマイナーだった生物ドキュメンタリーが、
全国一斉公開されてヒットしていることです。
 封切週の3連休に観ようとしたのですが、
レイトショーでも空席わずかだったので、諦めました。
封切った週の興行成績第1位もビックリです。
 日本人はいつからこんなに動物好きになったんでしょう?

 映像は美しいです。
自然が相手の撮影ですから、
時間が掛かった、根気のいる撮影だったんでしょう。
渡り鳥や、カリブー、ヌーなどの大群が動く様子や、
滝の上を飛ぶ空撮は目を見張ります。
パンしていく間に開花する吉野の桜、紅葉していく山々は、
てっきりCGかと思っていたら、
モーションコントロールカメラを使った定点撮影による
実写をオーバーラップさせたものだそうです。

 でもこれ、「アース(地球)」じゃなくて「ライフ(生物)」じゃない?
と思うのは私だけでしょうか。
 地理学的、地質学的な映像、解説が
もうちょっとあるのかと思っていたのですが。
自然学的解説なら、NHKで放映されているドキュメンタリー番組の方が
充実しているように思います。
(映画中、象の群れが目指す湿地帯を造るオカバンゴ川は、
海に流れ込まずに砂漠に消える内陸河川であることを
NHKの番組で知りました。)
 この映画で使われている撮影技術も、NHKとBBCの共同制作
「プラネットアース」で使われたものが多いらしいです。

 それでも大スクリーンで観るザトウクジラなどは
これが実物大に近いと思うと、迫力があります。
 痩せ細った体で荒野を歩き続ける象達には、
生きていくことの大変さと、
懸命に生きようとする健気さを感じさせられました。
                        (☆☆)
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by am-bivalence | 2008-01-27 00:41 | ドキュメンタリー | Comments(4)